[ 今更 BORDER DOWN ]
|
もう 時効かなと思います 結論から申しますと 思った以上に外してくれました
まず Systemからですが System自体は文句の付け様が有りません Systemの概略を説明しますと まず 3つのランク(緑/黄/赤)が存在して ゲーム開始時に このランクを選択する事が出来ます ミスをすると 緑→黄/黄→赤にランクが上がり 難易度が上がります そして 赤の時にミスをするとGameOverとなります また 基本的にランクが異なるとステージ構成/敵出現パターン/得点も異なります 1UPといった概念は無く ステージクリア時に 得点ノルマを達成するとランクを上下1段階変更可能になります
しかし Systemに縛られる要素があまりにもデカすぎて 調整が不十分 いや コレなら調整しない方がまだマシじゃないのって出来です また 非常に腹が立ったのは 3面BOSSです 難易度は緑>黄>赤なのですが 3面BOSSだけ赤>>>>黄=緑だったりします BOSSはこのランク移動は無い為 緑や黄でボス突入したらにっちもさっちもいきません また 赤は基本的にミスは絶対的に許されない状況ですので G.REVは初心者ホイホイをあからさまに出しています
この初心者ホイホイが 他の所でも異様なまで目立つのです
また厭らしい事に 面(緑/黄/赤)としての難易度と プレイスタイルによる難易度が 全く別に構成されているのも嫌な所です つまり ミスをせず ずっと緑状態でプレイすると プレイスタイル難易度がけたましくあがるのです まぁ バトルガレッカみたいなものですが・・・・・ バトルガレッカは比較的1UPがしやすい・ボムが大量に存在する時点で 救済措置があるのですが・・・・・・ コレはボムは存在しないに等しい(後述)・1UPも存在しないに等しいので イロイロと矛盾が多いのです
ここで 自機のSystemについて説明します 基本的に自機のショットは敵を倒すこと・経過時間・アイテムで5段階まで強力になります ボム的な要素として ブレイクショットといった 強力な直線型ビムを出すことが可能です しかし このブレイクショットは自機のショットと引き換えになり 経過時間でショットレベルが下がります また ブレイクショットで自機は無敵になりますが 最大で4秒間です つまり ブレイクショット中だからといって 完全な無敵では有りません ええ そうですね TAiTOの[METAL BLACK]に非常に近いです
一番の問題は このゲーム ブレイクショットをどうしても多用するのですが ステージ中は兎も角 BOSSで非常用途として使うことが限りなく出来ないのです 何故かと言いますと BOSSではブレイクショットを使用しないと抜けにくい個所が存在すると共に ブレイクショトの使用=ショットの弱体化 また[METAL BLACK]みたく強力ではないのです また [METAL BLACK]はアイテムによってのみ ショットが強力化します そのアイテムは沢山出るのと ボス時でも出てくるので 非常時にも重宝します (このアイテムがボスのショットエネルギーと同一な為です)
さて ここでお判りになったと思います
[BORDER DOWN]は初心者〜中級者まで完全に無視した作りなのです いや この表現は間違えかもしれません 中級者にとっては やりこなした中級者のトレース以外は出来ないのです (ここで 上級者とはドット単位の避けがほぼ完璧なまでにできる方とします)
これは自分が SHTにおいてトレースゲームが嫌いだってのも有ります (SHTが自らの意思で操作を行い 強大な敵を倒すといったカタルシスが生じるのを 単なる他人のトレースでは単なる作業以外の何物でもないから嫌いなのです) しかし SHTのクセに中級者以下にとっては ADV/RPG並みの自由度の低さに陥る部分は 製作者の自己満足以外の何物でもないと断言します
まだ 問題点は有ります メカニックデザインの問題です ・・・・は??ナニ言っているんだコイツって声が有るかも知れません 自機のデバインが悪いので 当たり判定が非常に判りにくいのです また 敵デザインも洗練されてなく 一貫性も有りません (特に1面BOSSは閉口しました・・・・・)
自分は ここまでSHTをけなす行為は 今まで口頭で行ったことは有りますが Web媒体では基本的に行っていません 何故 ここまで嫌な部分を書いたのでしょうか
製作者が以前 Web媒体でSHT批評を行っていたからです
それまでならOKだったりします 次の理由として
Dreamcast専用のRemixVersionが存在しているのに 不満が解消されていない いや 単なる上級者向けのマニアックModeで 中級者までの救済がされていない
以前 Webを開設されており SHT批評していたってコトは 自らが発言者で 開発者に向けて文句を言っていたってコトです つまり 製作と批評の行うならば 製作したものに対しての批評も 如何なるものに対して(どんなに的外れであろうとも) 聞き入れる必要があります もし 聞き入れたくないならば 批評なんぞしなければいいのです (沈黙は金なり) RemixModeの追加をするならば 初心者・中級者の声を聞き入れるコトが 出来たはずなのですが それを一切拒絶して マニアックな殻に閉じこもったと 判断しても差し支えない行為だと思います (補足) 現代のゲームセンター事情等で 難易度を上げなければならない等は十二分に承知しています だからこそ RemixVersionでバランスの調整を行うことは可能だと思います しかし 現状のコンシューマSHT事情を考えますと RemixVersion作成時間も惜しいのも 理解はしていますが 今回のBORDER DOWNのRemixVersionを見て判断したものです だから RemixVersionが存在する/存在しないSHTがダメだって理由では有りません BORDER DOWNのRemixVersionが余りにもトレース作業的なプレイにならざるを得ないのが 問題であり 批評の対象となるべきものだと考えています
つまり SHTが初心者〜中級者に避けられている要因を作り 解法も作らず 自己満足とマニアックなコミュニティの殻で終了している コレが[BORDER DOWN]の本質なのです
実は コレ DualMoonのTOP側で書いた物ですが ちょっとあまりにもアレなので こっちにしました コッチではGoogle検索で引っかからないからね:-) ああ チキンだのぉ・・・・・・
2004/04/18(Sun)
|
|