ぶどう(武道)峠へいざ行かん


(このPageは 構成特性上 Dual-Moonにしては 特に画像が多いので ご了承をお願い致します)

DUCATI MONSTER 750 DARK(M750)の納車が 某所の陰謀(大嘘です>神の声)で
日曜日だった為に 満足に走らせることが出来ず 悶々とした1週間でした
いや もちろん仕事はきちんとやりましたよ
ましてや 仕事の諸々の件で 悶々とする訳ないじゃ・・・(略)
自爆ネタは ひとまず 置いておきますね(逃げるな>神の声)

で 待ちに待った土曜日
ん〜〜雲が多いけど 降水確率は関東近県全て10%未満なので行きますか
車庫(って程でもないが)から M750をよっこらしょと引き出しを行って・・・・ああ SR400よりも重いですね
でも動き出せば楽なので 取り回しは良いかも知れません
軽いストレッチ運動をして 体をほぐしましょう
体の節々から ゴキゴキ音が鳴るのは 悲しいかな 年齢と運動不足からです
チョークを廻して セルボタンをカチッ
あ サイドスタンドを上げておくのを忘れていた(お約束)
サイドスタンドを上げて セルボタンをカチッ

ドルッ

そうです このサウンドです
ああ DUCATIを購入してよかったなぁ〜〜と皆様が思う(であろう) 魅惑のSoundです
2〜3回 アクセルを廻すと 回転数が上がり ココでチョークを戻す・・・・・・
エンジンが止まってしまったんですけど(涙)
早速 DUCATIの洗礼です
SR400の儀式(キック始動)は 周りに迷惑が(多分)かからなかったけど
アイドリング時間が長いDUCATIは 早朝深夜は近所迷惑なのは間違いなしです
3回程繰り返して なぁんとかアイドリングが安定してきたので 発進
やっぱり 完全に暖まっていないから ギクシャクしますね
あんまりよくないコトかもしれないけど 走りながらの暖気運転ってコトで
町田街道から高尾に向けて そして高尾から高尾街道-滝山街道(411号)を経由して 秋川まで約45分ほど
秋川の24時間営業ファミレスで朝食を
同系列のファミレスは 午前6時から朝定食だけど ココは午前5時から朝定食を出してくれるので
イロイロな意味で重宝します
深夜に走って小腹が空いたときに 便利ですよね
ヤ◎ルトス◎ローズが快勝したので スポーツ新聞を購入して
新聞を見ながら 優雅(??)な朝食タイム
あ コーヒー お替りお願いします

30分程で食事を完了して M750再始動
今度は1発でかかりました
滝山街道をひた走り 旧青梅街道から成木街道(青梅秩父線)へ
この成木街道は 青梅-名栗村(埼玉)を結ぶ街道で アップダウンの少ないフラットな高速ワインディングロードです
路面も整備された2車線道路ですしね
練習にはもってこいかも知れません
ただバス道で生活道路(老人多し)かつ トラック多しなので イロイロな意味で要注意なのですが
県境の小沢峠(小沢トンネル)を超えると もぉ埼玉です

名栗村は渓谷の山里で 至る所にキャンプ場がある 風光明媚なところです
まぁ 本来の目的ではないので 名栗バイパスを使用して
さっさと通過しましょう(ひでぇ>神の声)
なお 本道は完全に生活道路なので あまり飛ばせませんし 道も狭いです
よいこは名栗バイパスを使用して 軽トラを避けましょう
名栗バイパスが終わると 山伏峠へひた走ります
道が広いうちに RV車やトラックを追い越しましょう
あ 路線バスは広いところで譲ってくれますので 無茶な追い越しは厳禁です
彼らは運転のプロ中のプロ(多分)ですから

山伏峠は 大型車通行禁止ってコトもあり 路面は非常に整備されていますが 名栗部分は狭いところが多く
追い越しが出来る部分は非常に限られています
また 標高の割には坂も急ですので ココでクソ遅い◎V車の後ろだと ストレスが溜まります

山伏峠(名栗側)
(補足:この画像の撮影は別の日です・ココまで晴れていませんでした)

山伏峠を越えると 横瀬町です
ほんのちょっと下ると かの有名な正丸峠がありますが
本来の目的ではないので そのまま横瀬市街方面に走らせます
道なりに進むと国道299号線に当たりますので ココを左折して 一路 秩父方面に
あ バイクの場合 ココで待っているだけでは 信号は永遠に変わりません
反応式信号なので ボタンをおして 暫く待ちます

あとは国道299号をひた走りますと 秩父です
渋滞さえなければ(ここポイント)相模原から1時間半で到着です
ココから さらに299号を進みますと 距離表示に"佐久"が出てきます
299号は通行止めの関係上 実質的に佐久までは通っていないんですけどね(苦笑)
横川-秩父-小鹿野市街までは ノロノロ区間です
小鹿野バイパスに入ると 途端に道は空いてきます
小鹿野バイパスを過ぎますと 片田舎の風景から また 山合の渓谷の風景に変わります
いよいよ 志賀坂峠への道程です
道は整備されており 所々で片側1車線半が有りますが ほとんどが2車線道路ですので 快適に走行できます
しかし やはり どうしても事故が多く この日もバイクのマスツーリングの1人が事故を起こしたみたいで
過度の速度は厳禁といった道です
やっぱり 2車線から1車線になる部分のコントロールは慎重にですね
単調かというと やっぱりそうではなく 平坦でもなく〜〜ですが バスの折り返し地点から先は 完全な峠道です
まぁ バス折り返し地点からは(確か)2車線ですので センターラインをオーバーさせずに2〜3速で走行
鬱蒼(うっそう)と茂った森をひた走ると 志賀坂トンネルです

志賀坂トンネル(小鹿野口)

志賀坂トンネルの 小鹿野口はT字路になっており 左折すると林道です
この林道は八丁峠を経由して中津川渓谷へ至る道ですが 全面完全舗装ですが 落石が多く両神山へ向かう
トレッキング目的の車両も多いので(殆どが遅いのに道を譲らないのはなぁ〜〜あ 譲れないのか)
SR400だと快適なのですが
完全なロードバイクなM750では ちょっとキツいかも知れません
ま いずれかは走ってみたいと思いますが

志賀坂トンネルは電灯も無く 1.5車線程なので 慎重に慎重に進むと 群馬県の中里村です
小鹿野側と比較すると やっぱり 坂は急かな??と思います
(単に貴様が下り坂が苦手なだけだろ>神の声)
またもや2車線と1.5車線の繰り返しで カーブも多いので
飛ばせるところと飛ばせないところの落差は大きいです
やはり 流石 3ケタといえども国道は国道ですので 道は整備されています
どうも この中里村には恐竜の足跡があるみたいですが まぁ 見たコトありません
村おこしにも しているみたいですが 誰か入ったこと有りますか??
(失礼千番だな>神の声)

国道462号と合流して 暫く走りますと 道が急に快適になります
道幅も広く 直線と緩やかなカーブ・トンネルを主体とした 今までとがらっと変革します
上野村です
そう あの 日航機墜落のあった御巣鷹山のある あの群馬県上野村です
ココには道の駅があるので 喉を潤しましょう

上野村・道の駅

この上野村は峠の中継基地みたいな所で 北に進むと塩ノ沢峠を経由して群馬県南牧(なんもく)村-下仁田町へ
北西へ進むと 十石峠を経由して長野県佐久町へ(佐久市ではない)
西に進むと ぶどう(武道)峠を経由して 長野県北相木村-小海町へ通じます

えっと 前に国道299号は全通していないとのコトですが 確かに国道299号は未通区間
その間は黒川林道(未舗装)ですが この黒川林道が崖崩れで通れません
しかし 迂回路として 全面舗装・整備されている矢弓沢林道が有りますので
ちゃっちゃと この矢弓沢林道を国道指定にして欲しいものです
(上野村側の矢弓沢林道入口はロードマップにもなく 判り難いかも知れませんが 十石峠入口の標識が目印です)

いつも ここで どの峠道を使うのか迷うのですが 今回はぶどう峠に向かいます
途中までは 道も広く また渓谷風景も堪能できる 走りやすい道です
しかし コレも御巣鷹山へ向かう分岐点までです
途中で分岐するのですが 分岐後は 非常に寂しい峠道になります
(はい コレで上野村の道が整備されている理由がわかりますね)
一応は完全に舗装されています
しかし 道幅は狭く1車線ほどしかありません
また 崖崩れが頻繁に起きているらしく 所々で工事が行われています
峠自体が(確か)標高1500m級なので 上り坂も厳しいです
タイトなコーナーも多く 所々では 1速に落とさないとダメな部分もあります
また 落石も酷く バイクでは乗り上げないように注意をしなければなりません
小石も多いですので 滑らないようにしないとダメです
しかし展望は 超1級品ですが 止まって眺められる場所は少ないです

ぶどう(武道)峠

本当に えっちらおっちらな感じで上りきるとぶどう峠の石碑があります
今回は 先客が居て 石碑の前に車を停めていたので 石碑バックでは無理でしたが 長野側の展望です
(ぶどう峠とSR400の石碑←ほとんど見えないけどはこちら)
ここで 道中を見守っているお地蔵さんに道中安全祈願をお願いして 出発

長野県北相木村側も 確かにタイトなコーナーが多く 勾配もキツいのですが
群馬側よりも格段に整備されており
舗装完璧・崖崩れナシ・小石少なし
格段に走りやすい状況です
この北相木村は 林道が異様なまでに多く また 舗装度も高いので
GPSがあればイロイロとチャレンジしたいものです
(分岐点で方向指示がないトコロも多いので)
ココで 素直に小海町に出て 国道141号で帰るのもいいのですが
小海や野辺山の渋滞がイヤなので
ココで佐久川上線(県道2号線)にあたったら 右に向かって川上村を目指します
南相木村から 馬越峠を越えて 川上村に入りますと もぉ辺りは高原野菜畑ばかりです
馬越峠はねぇ・・・・確かに標高は1600mクラスなんだけど もぉ いい加減に
峠の感覚がマヒしている頃で(苦笑)

馬越峠(南相木村側)

川上村から 信州峠(路面舗装状態良くない)を経由して 山梨県に突入
須玉町を縦断して 中央道の須玉インターチェンジから 相模湖インターチェンジまで
そして 相模原へ
お疲れ様でした〜〜>DUCATI MONSTER 750 DARK

走行距離 約350km
走行時間 約7時間ほど(休憩や食事含む)


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