Sound Blaster AWE64 Gold PnP for DOS/V
実質的 [それがせ]が始めて AT互換機 & NT40 を買って 使ったボードです
その時 同時に買った ESSのサウンドカード(ISA 型番等失念)は NT40のドライバとか存在してたけど あまりにもホワイトノイズが酷く 使い物にならないと5日で判断して 当時AWE64 Goldが出たばっかしの時に 某ASCI◎誌での評価記事で "ノイズがなくクリア"の歌い文句のみを見て 即購入しました
しかし この頃のSound Blaster(以下 SB と略称)は NT40対応ドライバが Creativeの海外Webサイトの物を使う or バグ付きの NT40付属ドライバを使うしか方法はなく 結局 海外Webサイトの物をダウンして使いました
一応 日本発売元のCreative Mediaが 英語版NT40対応ドライバと Adobe Acrobat Reader形式でのインストールガイドを公表しているだけ やる気はあるんだな 思います
大抵の場合が このインストールガイドで用は足りると思いますが NT40には根本的な問題がある為
SETUPには苦労する部分があるかもしれません
この苦労する点ってのが また Cetativeのドライバとかではなく NT40自体の問題ってのが厄介です
まず 落とし穴として良くあるのが
この2つが大きなトラップとして待ち構えています
- ISAバスPlug and Play(以下 ISA-PnP と略称)の問題
- NT40付属ドライバを入れてしまったときの問題
まずこれは全てのISA-PnP専用カードで降りかかっている問題ですが NT40では ISA-PnPカードは 動くけどノンサポートだよぉ〜〜〜〜〜〜〜ん なぁんて MSが申し上げていますので 動かなかったら 涙を飲んでいただくしかない状態です
これに対して Creativeに文句を言うのは筋違いですし (ISA-PnPドライバはMSが作っている汎用なドライバなので) MSは耳を借りませんので 涙で枕を濡らすしかないのです
で [それがせ]も何度 涙で枕を濡らしたことやら
まぁ NT40のSP3では 比較的 ISA-PnPドライバがマシな状態となっているので SP3にするのは ある意味必修なのかもしれませんが これにも大きな落とし穴が・・・・・・
また SP3を入れた状態では [コントロールパネル]→[システム]で[PnP ISA Enabler Driver]が 入っているようになっていますが これはMSのワナです(入っていても有効になってない)
ちゃんと どんな場合でも ISA-PnPドライバは入れないと駄目です
経験則では どぉも あんまり がしがしアプリケーションを入れてない状態で ISA-PnPを 入れたほうが トラブルは少ないハズだと思います
第二の落とし穴は NT40付属ドライバです
SP3を入れた状態だと 強制的にNT40付属ドライバ(正確にはSP3付属ドライバ)を入れようとしますが この罠に乗っては絶対いけません
この罠で どれだけ多くのNT40が動作しなくなったか・・・・・・
特に SB32/AWE32/AWE64(Gold)&AWE32 Upgread(誰も知らないと思うけど)など E-mu8000搭載している ボードは 絶対問題が出てきます
実は NT40&SP3付属ドライバはバグがあり E-mu8000が動作しないのです
で 一回 NT40&SP3付属ドライバを入れてしまうと どう頑張っても ドライバを強制的に入れ替えても まず 認識すらおかしくなるといった 超強力なバグが潜んでいます
解決方法ですか??あったら教えて下さい(本気)
オイラの場合 ドライバファイルを直接 強制的に上書きしてもダメでした
その割には JoystickポートのドライバはCreativeにUPされているSoundBlaster NT40ドライバには 付属してないんだよなぁ(Joystickポートドライバの版権とかの理由らしい・・・・・・またMSのワナ??)
いちいちNT40やSP3を引っ張り出すのは 面倒でねぇ(たいした手間じゃないんだけどさ)
もうちょっと融通を利かせてくれ>MS&Creative
ってなわけで 大抵の問題解決方法がPDFファイルに書いてあるので あんまり書く事がないです
確かに 各々のデバイスの認識方法が サウンドカードによって異なるので フォローが難しい部分も ありますが 基本的には 4通りあります
- SB16(ViBLA 16XVを除く)のパターン
Joystick→SB16の順で認識されます
Joystick PortのドライバはNT40/SP3に該当するファイルに存在しますので それを使います
NT40&SP3ドライバを入れてしまっても 基本的には 別段問題はありませんが 新しいドライバを使用 するコトを強烈にオススメします
- ViBLA 16XVのパターン
最近のSB16はこのChipを使用している場合がほとんどです
ところが このViBLA16XVは SB16と名乗ってるクセに完全なSB16互換ではないのです
このViBLA16XV以外のSB16は DMAを0/1/3(16bit-DMA)から1つ 4/5/6(8bit-DMA)から1つ使用しており ViBLA16XVは DMAを0/1/3から2つ使用するボードなのです
正確には SB16互換ではなくて SB-Pro上位互換(SB-ProはDMAを0/1/3から1つ)なボードなのです
当然 NT40&SP3付属ドライバではこんなドライバには対応していません
でもでもNT40の ISA-PnPでは はじめにViBLA16XVと認識しておきながら その後に 通常のSB16と 何故か 認識してしまいます
流石にCreativeでは この問題を認識しており ちゃんとNT40/SP3付属ドライバを入れた後の解決 方法も ちゃんと例のPDFファイルを記述してあります
ViBLA16とそれ以外のViBLAとの判別は基板を見るのが一番確実でしょう
無責任かもしれないけど 一番確実
あと 日本では流通してない(ハズ)だけどViBLA16Xも同様な処置が必要なハズ
(DMAチャンネルの取り方問題について Creativeに聞いた所"使えるからええんじゃないか"とか "MSのPC97規格や 16Bitでの全二重通信に[今後]対応する為の仕様変更"など
公言しているみたいですが 確かに問題なく使えてますけど なんだか納得がいかないなぁ って気もしますけどねぇ
その割にはAWE64は昔のSB16とDMAの取り方と同じなんだよねぇ
将来的な仕様はわからないけど どうなっちゃうんでしょうか)
- SB32/AWE32/AWE32 Upgreadの場合
AWE32 Upgreadとはなんぞやの声もあると思いますが これは単に Emu-8000のみ乗っかっている ISAバスPnP対応のボードです
つまり SB16+AWE32 UpgreadでAWE32 1枚と同じシステムになるといった ISAバスが
余っている ごくごく一部のユーザーや E-mu8000らぶらぶぅ〜〜な人 オンボードのMIDIが不満(YMF-7◎4とか) な人にとっては IRQも食わないし 外部SPDIF(44.1kHzの同軸デジタル)/LINE OUT端子もあるから なかなか有り難いボードです(笑)
問題は 日本に何枚ぐらい存在していて かつNT40でこのボードを使用している人間がいるのかは まったくの所 不明な訳ですが 例のPDFファイルにはちゃんと記述されている所が 妙に律義ですね
話がズレてしまいましたが 元に戻します
オイラ自体 SB32自体は触った事が無いのですが 基本的にはAWE32に存在する SoundFonts用 メモリが SB32には存在してなくて SoundFontsを使用するには増設メモリ(30pinパリ有推奨/2枚1組)が 必要ってぐらいの差しかないと聞きました
確か 認識の方法は Joystick→SB16→E-mu8000(AWE32)の順で認識されるはずです
上記の記述通り NT40/SP3付属E-mu8000ドライバはDangerousな代物ですので 取扱注意です
- SBAWE64/64Gold/64Valueの場合
これらのボードはNT40付属ドライバでは動作しません
AWE64シリーズはISA-PnPの認識が SB16と認識されずに "AWE64内部のSB16互換(ボードによって 表記が異なるので面倒)"と認識され E-mu8000部分はAWE32として認識されちゃいます
そんな訳で SB16部分は 強制的にNT40/SP3付属ドライバが入れられてしまう問題は有りませんが (ちゃんと"開発元の〜〜"を選択すればドライバは入るし) E-mu8000部分は AWE32等と同じくNT40/SP3付属ドライバを強制的に入れされられますので AWE32と 認識された後に出てくる NT40/SP3のディスク要求には 必ずキャンセルを行います
基本的に うじゃうじゃと書き貫きましたが 実は 一番簡単な方法が有って ISA-PnPを入れる前に (いや 入れた後でも良いんだけど SoundBlasterを認識させる前にて意味で) [WINNT]→[INF]フォルダにある[WAVE.INF]と[WAVE.PNF]ファイルをさくと削除させてしまえば NT40/SP3のドライバを強制的に読みに行くって事もなくなり ボードを認識したら"開発元の〜〜" を選択して Creativeの最新ドライバをサクッとブチ込んでしまえばOKな訳です
これだと簡単にできまっせ〜〜〜〜 あ JostickポートドライバはNT40やSP3にあるドライバを 使うんですよ(どこのフォルダに存在するかは忘れちゃったので 例のPDFファイルをみてください)
ここは余田話だけど 某月2発売のAT互換機専門マガジン(笑)で SoundBlasterのNT40での導入方法で 例のPDFファイルをけなしていたけど あの程度が理解できずに 臨機応変にドライバの組み込みができなきゃ NT使う資格がないっつ〜〜の
あの雑誌のNT記事は ライターが理解もせずに 結構滅茶苦茶書いてる部分があるからなぁ・・・・・ま ServicePackが収録している回しか買わないけどね
ってな訳で [それがせ]個人の観点による総合評価です
これはあくまでも AWE64Goldとして採点していますので AWE64Gold以外は点数が落ちる部分(音質)が
どうしても存在しますし SB16はMIDI音質なんぞ評価は☆です
ポイント 評価(☆5つで満点) 備考 安定度 ☆☆☆ 一旦動けばこっちのもの インストール ☆ Windows2000までは仕方がないかと 音質 ☆☆☆☆☆ ノイズの無いAWE64Goldの場合 それ以外は☆☆☆ 将来性 ☆☆☆ Windows2000までは信じたい MIDI音 ☆☆☆ 可でも不可でも…SoundFontsでどこまで コストパフォーマンス ☆☆ 流石にGoldはねぇ…ノイズ無しをどう評価するか 環境 ☆☆ きちゃない環境だと動かない場合多し オススメ度 ☆☆☆☆ Win95/98がメインの人にオススメ サポート ☆☆ この値段でNT40ノンサポートはきついが仕方が無い